ポスティングの集客力をさらにアップさせる方法(2)

今回は、前回記事「ポスティングの集客力をさらにアップさせる方法(1)」の続きです。
伝わりやすいデザインのレイアウトについてお伝えしてまいります。

ポスティングチラシは手にとった瞬間が重要というお話を前回いたしましたが、
興味を持ってもらうための工夫もとても重要です。

少し科学的なお話になりますが、実はこれまでの研究で、人がチラシを持った時の目の動きには
一定の法則があることが明らかにされています。
グーテンベルク・ダイヤグラムという言葉をご存じでしょうか?
グーテンベルク・ダイヤグラムとは15世紀に活版印刷技術の発明者として活躍した
ヨハネス・グーテンベルグが提唱した考え方のことをいいます。

簡単にご説明させていただきますと、人は均等に配置された同質の情報を見る際、
一般的な視線の流れのパターンがあり、それを表した図式のことです。

人は無意識のうちに、「左上段」に目をやりその後「右上段に、そして視線を「左下」に動かして、
最後に右下を見るようなのです。

チラシのレイアウトを考える際に、基本法則となるのが、横書き・横組・欧文の「Z型」と
小説・国語の教科書などの、冊子など縦書きに使われる視線の動線は「N型」です。

日本語のように縦書きで表記をする場合、2種類の視線の自然導線が存在しています。
その視線の流れがアルファベットの「Z」と「N」に似ている事から、このように呼ばれています。

2つに共通しているのが、あくまで「均一に配置された情報を見る時」に限定されます。
例えば他の領域と異なり明らかに目立つパーツが右上(写真など)にあった場合は、
そこが最初の視覚領域になり読まれ方は変わってきます。

日本語は縦書き横書き両方を混在させて使うことが出来ますので、その点でも視線誘導は大変複雑です。
チラシは冊子と違いページの概念がなく、片面で完結するものもあれば、両面(表裏)の表で気を引き、
裏に情報を掲載する場合もあります。

つまり、一つのチラシを作る際には、大変緻密に計算されて作られていて、その計算が出来ていなかったり、
最初から論理的に思考されずにチラシを制作した際には、結果がついてこなくなってしまいかねないので
注意が必要です。

また、目的・訴求ポイントを明確にするレイアウトもチラシの反響を高める上でとても重要になってきます。

「このチラシは何を目的にしているのか?」

目標が例えば、電話で問い合わせて欲しいのであれば電話番号がゴールです。
携帯電話からの予約でしたらQRコード。
このチラシを持参の割引であるのならその告知

家の近くに最近できた素敵なレストランの割引クーポンがあったら、思わずそのチラシを取っておきますよね?
つまり、「手元に取っておきたい仕掛け」も重要です。

ターゲットに合わせて、一番分かってもらいたい部分の印象を強く伝え、消費行動へと導く事ができれば
きっと良いチラシになります。
ゴールに何を置くかそれによって目的が変わるのが、高反響の秘密でもあるのです。※チラシ等の条件にもよります。

いかがですか?
ほんのちょっとした工夫で、読んでもらえるかどうかが決まります。
細かく挙げるならば、見せ方や手法等はまだまだたくさんありますが、反響力・集客力のアップする為の
基本的なチラシの作りの考え方をまとめたものであり、商品やサービスの良さを引き出すための
テクニックや手段の一つに過ぎません。

最近チラシの反響が落ちてきた、改善方法がわからないといった方は、ぜひ弊社にご相談ください。
株式会社ラインでは、ポスティング経験を活かして、成果の出るチラシ制作までお受けすることが可能です。
デザイナーが、エリアやターゲットに合わせたチラシを作成することでポスティングの効果を更に高めます。
ポスティングのご依頼や、デザインチラシ制作からお考えの方も、どうぞお気軽にご相談下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

ライン編集部

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株式会社ラインは全国3,000万世帯へのポスティング対応が可能。コラム記事では過去の豊富な実績を生かし、ポスティングを実施する際の役立つ情報を発信しています。

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